JIS A1903-2008 Determination of the emission of volatile organic compounds (VOC) for building products -- Passive method
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6774FE941878477CB633145BA028DA18 |
文件大小(MB): |
0.41 |
页数: |
10 |
文件格式: |
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日期: |
2024-6-24 |
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A 1903:2008 (1) 目 次 ページ 1 適用範囲1 2 引用規格1 3 用語,定義,記号及び単位1 3.1 用語及び定義1 3.2 記号及び単位3 4 原理3 5 器具3 5.1 一般3 5.2 小形容器3 5.3 温度制御装置4 5.4 拡散サンプラー4 5.5 オーブン4 5.6 分析装置4 6 試験条件4 6.1 一般4 6.2 温度及び相対湿度5 6.3 拡散距離5 7 試験条件の検証5 7.1 試験条件のモニタリング5 7.2 小形容器の気密性5 7.3 回収率及びシンク効果5 8 小形容器の準備5 9 試験片の準備5 10 測定方法5 10.1 バックグラウンド捕集量及びトラベルブランク値5 10.2 小形容器濃度を測定する時間5 10.3 試験片の保存6 10.4 捕集6 11 分析方法6 12 フラックス発生量の算出方法6 13 報告書6 附属書A(参考)対象VOCのガイドライン値8,A 1903:2008 (2) まえがき この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。 この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任はもたない,5 A 1903:2008 6.2 温度及び相対湿度 小形容器を設置する雰囲気は,標準温度状態を28 ℃とする。 なお,温度依存性を確認する場合は,28 ℃のほか適切な温度条件で測定を行うことが望ましい。 注記 温度及び相対湿度は,フラックス発生量に大きな影響を与える。しかし,この方法では相対湿度の制御を行うことができない。よって,容器及び建材の温度が極力均一となるようにする。相対湿度の影響を強く受ける建築材料に関しては,試験片の養生条件に気を付ける必要がある。 6.3 拡散距離 試験片の位置と拡散サンプラーとの位置関係から,等価拡散距離を算出する。 7 試験条件の検証 7.1 試験条件のモニタリング 温度は,温度制御装置を次に示す温度範囲内に制御し,連続的にモニタリングして記録する。 - 温度 ±0.5 ℃ 7.2 小形容器の気密性 小形容器の気密性は,小形容器内に水を入れ測定時と同様に設置するなどの方法で漏れがないことを確認する。定期的に加圧試験を行い気密性を確認する。 7.3 回収率及びシンク効果 回収率及びシンク効果は,対象VOCを含む標準溶液を容量3~10 μL程度のガラスキャピラリーで一定量を分取し,小形容器内に設置して捕集を行った後,理論量と比較する。又は,パーミエーションチューブなどを用いてフラックス量を一定で発生させて試験を行う。ここで測定する濃度は,建築材料の放散試験のときに予測される数値と同程度であるものとする。測定対象物質について70~120 %の平均回収率を確保できるものとする。回収率が低い対象化学物質に関しては,重水素置換体などを用いて回収率補正を行ってもよい。 8 小形容器の準備 試験を開始する前には,小形容器の解体丒洗浄を行う。解体した小形容器を水で洗浄し,残存している化学物質を揮発させるためにオーブンで加熱処理を行う。加熱処理が終了した後,小形容器を測定可能な温度まで冷却する。 9 試験片の準備 試験の準備終了後,サンプルを運搬用の包装から取り出し試験片を準備する。試験片を小形容器に設置した時点を試験開始とする。試験片の準備に関しては,JIS A 1902-1~JIS A 1902-4を参照する。 10 測定方法 10.1 バックグラウンド捕集量及びトラベルブランク値 新しく試験を開始する前に,小形容器と同様に洗浄したステンレス鋼板の上に空の小形容器を設置して捕集時間と同じ時間拡散サンプラーを設置し,バックグラウンド捕集量を測定する。 なお,バックグラウンド捕集量及びトラベルブランク値は,試験に影響を及ぼさない程度とする。 10.2 小形容器濃度を測定する時間 試験を開始した後に,事前に設定した時間に10.4によって捕集を行う,6 A 1903:2008 10.3 試験片の保存 長期間の試験の場合,試験片をJIS A 1901の5.1に規定された小形チャンバーなどで養生を行うのが望ましい。通常,JIS A 1901,JIS A 1902-1~JIS A 1902-4に規定している条件で保存する。試験片は,空気が自由に接触できるような状態にするとともに,他の試験片又は保存場所からの影響をなるべく受けないように注意する。また,高温での保存は避ける。 10.4 捕集 同一試験片に関して,同時に2回の試験を行う。2回の試験結果が著しく異なる場合は,再試験を行う。VOCの捕集には,活性炭などを用いた拡散サンプラーなどを使用し,トラベルブランク値も測定する。また,通常24時間平均値を採用する。 11 分析方法 VOCの分析法は,JIS A 1969による溶媒抽出法を用いて行う。又は同等以上の精度が確保できる場合 は,加熱脱着法を用いてもよい。 12 フラックス発生量の算出方法 試験片の単位面積当たりのフラックス発生量Jaは,次の式によって求める。 tAMMJ×.=tb,ta 13 報告書 試験報告書には,JIS A 1901,JIS A 1902-1~J……
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